開拓おかきが売れている!

 今、北菓楼の開拓おかきが売れに売れています。前に紹介した北海シマエビ味だけではありません。全商品が売れているのです。
 開拓おかきといえば言うまでもなく北菓楼の主力商品であり、私も物産展で何度か買っていますが、これまでは午前でも夕方でも売り切れることはまずなく、並ぶことなく容易に買う事が出来ました。
 それがこの秋、一変しました。日曜日に行った大北海道展では開店から40分くらいで完売になってしまったのです。
 開店直後もりもとの行列に加わって待っている間、すぐ隣にある北菓楼の動きをチェックしていたのですが、行列こそ出来ていないものの、人がひっきりなしにやってきて3つか4つくらい抱えて支払をする光景を目にしました。そしてもりもとで買い物を済ませ、ラーメンを食べて11時に戻ったら、開拓おかきはまるで初めから売られていなかったかのように無くなり別の商品が山積みされていたのです。
 こうなってしまった最大の要因は販売数の少なさです。今回は1日各種100袋、計400袋しか販売していません。春に行われた大北海道展のチラシを見たら限定数は書かれていませんでした。
 では何故販売数が減ってしまったのかといいますと、それは開拓おかきが品薄状態になっているからです。品薄になることによって購買意欲がより高まり、人気により拍車をかけたのでしょう。
 では何故品薄になってしまったのかといいますと、生産数が減ったからか売れているからのどちらかになるのですが、前者とは考えにくいです。根拠は全くありませんが。それに汚染米騒動とは無縁でしょうし。
 では何故より売れるようになったのか、このきっかけがよく分からないのです。ここ数ヶ月テレビで大きく取り上げられたのは、王様のブランチなどで紹介されたシュークリーム「ピスコット」、NHKゆうどきネットワークで紹介された(但しNHKなので会社・商品名は全く出なかった)バウムクーヘン「妖精の森」くらい。
 考えられるのは、限定品である北海シマエビ味の人気が高まって、それが他の商品にも波及したのではないかということ。私にはそれくらいしか思いつきません。
 この状況は品薄が解消されない限り続くでしょう。物産展で開拓おかきを買おうと思っている方はご注意下さい。